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真鶴出身の府川さん 難病と闘い力作出品

文化

公開:2015年5月29日

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水彩と色鉛筆で描いた「金魚」
水彩と色鉛筆で描いた「金魚」

 箱根病院の入院・通院患者たちによる作品展「風祭展」が6月11日から15日まで小田原EPO近くの飛鳥画廊で開かれる。全身の筋力が徐々に弱まってゆく「筋ジストロフィー」などの難病と闘いながら描いたもので、1枚を描くだけでも健常者の何倍もの時間をかけて描いている、会場には絵手紙や絵画、俳句や詩、CGを使った作品も並ぶ予定。出品者の18人の中に、10代の頃から「先天性ミオパチー」という病と闘う府川裕二さん(63歳・真鶴町出身)の作品がある。水彩絵の具や色鉛筆を使い、一か月以上をかけて「金魚」を仕上げた。以前は木工関連の仕事をしていたが、29年前に入院、いったん退院したものの、数年で再入院を余儀なくされた。絵の経験もあり、仕上げた作品は50枚を超える。「魚は見るのも食べるのも好き」とテーマは魚が多かった。今は「描きたい気持ちはあるが、できない」。腕が上がらなくなり絵筆がとれなくなっているという。

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