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真鶴岩津波訓練新しい浸水想定 海抜20m表示も増設 昨年より5m高い所へ

社会

公開:2015年7月24日

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津波を知らせるオレンジフラッグ
津波を知らせるオレンジフラッグ

 真鶴町の岩海岸で18日に津波避難訓練が行われ、地元町民が足で避難路を確かめながら、新たな津波被害想定に合わせた高台を目指した。

 訓練は大規模地震で津波が発生した事を想定。岩海岸の監視所では津波を知らせるオレンジフラッグが出され、海水浴を楽しむ観光客が続々と海に背を向けて階段を昇った。

 昨年まで町は広域避難場所の岩ふれあい館(旧岩小学校)のグラウンド部分に(海抜16〜20m)集まっていたが、県が発表した新しい浸水想定が最大16・5mに変わった事から、前回より約5m高い体育館を目指して歩いた。

 集まった町民は約50人。浜辺から高台へは岩忠や役場方面に向かうのが近道だが、岩地区は谷のようになっており、住宅によって高台への道は様々。町職員は「石積みの塀には近づかず、真ん中を歩いて」「とにかく高い所へ」と呼びかけた。途中の住宅街に立っていた男性は腰をさすりながら「歳だからつらい」と訓練の様子を見守っていた。

 集まった町民を前に宇賀町長は「職員には日頃から空振りでもいい、見逃しはいけないと言っている」とし、事前の備えを力説。また町内18カ所に設置されている海抜10m表示に加え、20m表示を増設(12カ所)する事を明らかにした。

町職員と避難路を歩く住民ら
町職員と避難路を歩く住民ら

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