箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年7月24日
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西伊豆の河川にある獣対策用電気柵付近で2人が感電、死亡する事故が発生した。電気柵に関しては漏電遮断機設置などの条件を国が定めているが、今回は電線の一部が切れていた可能性などが指摘されている。
足柄下郡でもこうした電気柵は設置されているが、行政への届出義務がなく設置数はよく分かっていない。湯河原町や熱海市では電気柵設置に補助金を出しており、湯河原では昨年5件、熱海では1件申請があった。小田原市はターンパイク付近のニホンザル対策用の電気柵(約1・4Km)や板橋のイノシシ対策用(約200m)を管理しているが、いずれも河川からは離れているという。JAかながわ西湘も「万が一を考慮し、回覧で組合員に注意を呼びかけたい」としている。