箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年9月25日
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泉地区の日本画家・大谷まやさんの作品が、湯河原在住のダンサー・蓬萊美里さんと競演した。
21日に熱海の起雲閣で開かれた巻上公一さん(泉在住)らによるコンサートの一幕で、屏風絵は大谷さんが宇宙や命をモチーフに3年半かけて完成させた5連作。展示後は幅20mほどに広がり、会場の照明が落とされると蓬萊さんの舞は屏風絵に溶け込んだ。
「絵や音楽と一体のコラボとして見てほしかった。あえて客席と視線を合わさず、即興で舞いました」。蓬萊さんはこれまで数多くのバレエ作品にソリストとして出演し、歌手・小林幸子さんや瀬川瑛子さんのコンサートでも舞った経験も。5年前に湯河原に移住し、都内や湯河原、東海大で教えている。