箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年9月25日
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県は大涌谷の調査のため、火山対応ロボットの開発プロジェクトを募集している。10月下旬に採択し、年末までの導入を目指す。
温泉造成施設を管理する現場の声から黒岩県知事が発案、開発プロジェクトチームを立ち上げていた。開発するロボは【1】火山活動対応ドローンと【2】地上走行車、【3】設置型の地すべり警報システムの3種類。大涌谷では地熱が50度を超える場所があり、噴気は100度を超える可能性があるため、いずれもガスや熱による故障を避ける装備が必要。ドローンはサーモグラフィーを搭載し、地表との一定距離を保った自動運転ができるもの、走行車は火山ガスや火山灰などの堆積物を持ち帰る装置を備え、地すべり警報システムは変化を感知して400m以上離れた場所に無線で知らせる機能を求める。