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がん闘病の思い綴る 久光選手が自伝出版

スポーツ

公開:2015年10月30日

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著書を手にする久光選手
著書を手にする久光選手

 がんと闘う湘南ベルマーレフットサルクラブの久光重貴さん(34)が自身初となる自伝を発表した。タイトルは『がんでもプレーを続ける元フットサル日本代表 久光重貴〜笑顔のパス』((株)ガイドワークス発行・税抜1389円)。

 久光さんは2013―14年シーズン開幕前に受けたメディカルチェックの再検査で、肺腺がんが発覚した。著書では自身の生い立ちや選手としての活動、そしてがん宣告や抗がん剤治療など、現在に至るまでの足跡が綴られている。 

 著書にはフットサルを始めるきっかけのひとつだったという、歌手のナオト・インティライミさんとの対談も盛り込まれている。久光さんは「たくさんの人との出会いで今の自分がある。支えられてきた感謝を伝えたいという気持ちと、1人の人間として生きてきた思いを残しておきたかった」と、書籍化の経緯を語る。

 製作は、抗がん剤治療で入院中だった今年3月頃から始め、7月1日に刊行となった。現在は、同じくFリーグのデウソン神戸所属で上咽頭がんから復帰した鈴村拓也選手とともに、一般社団法人「リングスマイル」を立ち上げ、小児がん患者の支援も行っている。

 10月18日の北海道戦で今期初出場を果たした久光さん。「いま困難に立ち向かっている人が、この本を通して1人でも2人でも前向きになってもらえたら」と話した。同書の詳細は【電話】03・6311・7777。

普及はふれあいから FAOがボール寄贈

 湘南ベルマーレフットサルクラブの後援組織FAO(フットサルアカデミー小田原・古川剛士会長)が10月23日、小田原の上府中保育園にボールを寄贈した=写真左。

 フットサルの普及をめざし、FAOが2010年の発足以来続けている事業。これまでに2市6町の11の幼稚園・保育園・小学校にボールやゴールを寄贈している。

 贈呈式にはFAOのメンバーと一緒にベルマーレの選手も同行。園児達と交流を行った。なお今年は10園・校に寄贈が予定されており、27日には、まなづる小学校=写真下=にも寄贈された。

首位とホーム最終戦 11月8日 名古屋

 小田原アリーナでの今シーズンホーム最終ゲームが11月8日(日)、首位の名古屋オーシャンズを相手に行われる。キックオフは午後5時。

 本紙読者5組10人にチケットをプレゼント。希望者は住所、氏名、年齢を明記の上、はがき(〒250-0042小田原市荻窪306)またはメール(odawara@townnews.co.jp)でベルマーレ係まで。11月4日(水)到着分有効。

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