箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年11月20日
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工事中の真鶴ブルーラインで11日に1市2町の消防と道路公社による合同訓練が行われ、本番さながらの救出劇が繰り広げられた。
車3台による多重衝突事故を想定したもので、会場となったのは、長さ約1・5Kmのトンネル。公社からの通報で駆け付けた署員らは事故車に見立てた炎に放水すると霞む空気が赤色灯のまたたきに染まった。プレッダーと呼ばれる油圧機器でドアをこじ開け、閉じ込められた負傷者役の人形を慎重に引き出していった。
合同訓練は毎年実施しており、今回は所轄の湯河原消防が箱根と小田原に応援を要請する内容。湯河原町消防本部によると同トンネルで同様の事故は発生していないものの、4年ほど前に車4台の事故が発生、8人が負傷しているという。