箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年11月20日
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「未病」をテーマにした演劇が12日に湯河原町民体育館で公開され、ユーモアをちりばめた熱演が観客を笑わせた。
役者は公募で集まった20人ほどの町民。先月末から町内で3回のワークショップを開き、自己紹介やゲーム、ディスカッションなどを通じて出た言葉を、劇団衛星のFジャパンさん=写真下・中央がひとつのストーリーにまとめた。
物語は「水河原町」でカラオケ大会や公園体操を開く事になり参加者を募り始める、というもの。近所づき合いのない人々を誘い出すため、老人会メンバーや役場のハルキ課長(4歳)などが声掛けに奮闘。
「一人が好き」「放っておいてほしい」と応じてくれない町民に出会いつつ、何のために声掛けをするのかを改めて問い直すことに。社会参画を考えさせる締めくくりに、観客約300人から拍手が送られた。