箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年12月18日
エリアトップへ
湯河原小学校前のコンビニで働く實方誠一郎さん(41)が忍者活劇「風魔伝」を執筆、作品が12日と13日に小田原市生涯学習センターけやきで上演された。
實方さんはコンビニの経営などを学ぶために同店で働いており、同時に劇団「相模舞台同盟」の座長という横顔をもつ。20年ほど前から脚本を書き始め、これまで50作を超える脚本を書いた。今回は小田原北條氏に仕えたとされる風魔忍者がテーマで、主役には天下一忍者決定戦(8月に市内で開催)で八代目「風魔小太郎」を襲名した団員の柳沼慶樹さんを抜擢。現代の小太郎と戦国時代を生きる風魔忍者たちとの出会いや友情などを描いた。實方さんは「(劇作家として)土肥実平など地元ゆかりの武将も興味深い」と話している。