箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年2月26日
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箱根町議会が始まり、予算案と山口昇士町長の施政方針が明らかになった。
一般会計予算案は前年比２・６％増（約２・４億円増）の約93億円、特別会計などを合わせて前年比１・８％増の約１５４億円。町長は「経費節減や行財政アクションプランを実行し、中長期的に持続可能な町政の基盤づくりを意識した」と述べた。歳入は固定資産税率アップにより３億円の増を見込むが、国・県などの交付金などは増収が見込めない状況という。
主な新規事業…宮城野保育園建設（６億５５６万円）、箱根中学校校舎長寿命化の基本設計（２１０７万円）、在宅医療や介護連携の普及啓発のため講演会や職員研修など（２０２万円）、９月に東京で開催のツーリズムＥＸＰＯ出展（１２２０万円）、ジャパングルメフェスティバル招致の準備（３００万円）、関所誘客のため観光アプリ導入や耐震工事など（８０３７万円）、大涌谷火山観測設備設置など（１６０３万円）、第二子以降の出産に祝い金支給、若い世帯に住宅取得やリフォーム費用の助成（５８４万円）、町制60周年で講演会や写真展、記念品配布など（２００万円）、ふるさと納税促進や謝礼品交換ポイントの発行（１億５８１万円）、公共施設や道路、橋の管理計画を作る（７９９万円）など。
