箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年5月27日
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小田原の加藤市長は23日に会見を開き、お堀端通りに計画中の「芸術文化創造センター」の整備推進を明言した。着工は高騰する建設費の市況が東京五輪前に落ち着くと判断し、「遅くとも2019年度までに着工できる」とした。完成はその2年後を見込む。
これまで建築家の新居千秋氏による実施設計案も出来ていたが、入札で事業予算(73億円)に対し20億円以上の開きが出て不調に終わった。市は3月に2社からの新提案を公表した。
今後の方針発表に注目が集まるなか、市民団体「芸術文化創造センターを考える会」は新居氏の設計での建設を求める署名活動を実施。小田原箱根商工会議所は早期実現のため白紙化・再検討を求める要望を市長に出していた。