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地域の「居場所に」高齢者などの利用も歓迎 「子ども食堂」小田原にも

社会

公開:2016年6月10日

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運営団体の本多代表
運営団体の本多代表

 地域の子ども達に無償で食事を提供する「子ども食堂」。貧困や孤食の対策として全国的に拡大傾向にあるなか、小田原市内にもオープンした。

 酒匂4丁目の小田原市集会所に開かれる子ども食堂「はまっこてらす」は、食事の提供や居場所づくり、学習支援を目的に6月から毎月第2水曜日に開かれる。調理や子どもの送迎等はすべてボランティアで、食材の購入は運営団体『チーム・そよ風』の会費や寄付によりまかなう。18歳以下は無料、大人も300円で利用できる。

 代表の本多孝子さん(59)は地方公務員を退職後、4年前に食生活改善推進員の養成講座を受講。以来、保育園などで食育活動を行うなか、各メディアで報じられる子ども食堂に興味を抱くようになった。自身が住むエリアで、共働きやひとり親家庭であるがゆえに孤食を強いられる子どもの有無は不明。需要があるか分からぬままの見切り発車となるが、それでも「受け皿として整えておくのは良いこと」と考え、準備を進めてきた。公務員時代に厳しい家庭環境下で育つ子ども達の存在を肌身で感じたという本多さん。「『自分は必要とされていない』と自己肯定感を下げないためにも、孤食がない環境にしたい」と意気込む。はまっこてらすには地域の居場所の役割もあり、高齢者などの利用も歓迎するという。

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