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イタリア風の休憩所を建設 モナコ化する熱海

文化

公開:2016年6月24日

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 熱海市の親水公園に、来月中旬にもイタリア風の休憩施設・カフェがオープンする。市の第3セクターであるスパマリーナ熱海の新施設で、飛行機に乗らずとも海外旅行気分にひたれる新名所となりそうだ。

 熱海市は地中海に面した北イタリアのサンレモ市と姉妹都市提携しており、市の広報によれば「地形と町並みも似ているため、東洋のナポリ、東洋のモナコと呼ばれています」。

 海岸一帯を整備する静岡県は「コースタルリゾート計画」に基づいて30年ほど前からサンレモの海岸やナポリ港、エーゲ海など地中海風のコンセプトで整備を続けている。事業費は約80億円。県によると平成30年代前半には第4工区(マリンスパあたみ付近)までがエーゲ海をイメージしたエリアに変わるという。

真鶴は東洋のアマルフィ?

 熱海は「東洋のナポリ・東洋のモナコ」と呼ばれているが「東洋の○○」は他にも身近な所に点在する。

 小田原市の片浦地区はドイツの建築家ブルーノ・タウトが「東洋のリビエラ」と称したほか、江の島はかつて「東洋のマイアミビーチ」と呼ばれ、伊豆・松崎町の岩地は「東洋のコートダジュール」、そして真鶴町はネット上で地元飲食店などが「東洋のアマルフィ」と呼んでいる。

 ちなみにアマルフィ海岸はイタリア南部の世界遺産だが、9年前に真鶴を視察したドイツ・ゲルスバッハの村長は真鶴を「イタリアの漁村みたいだ」と絶賛。景観デザインを条例化した姿勢も高く評価していた。

目を細めて見るとそっくり(市提供)
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