箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年10月21日
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湯河原のミカン農家など8人が、今月8日に長野県松本市の浅間温泉で開かれた「松明まつり」で、湯河原のPRをかねて早生みかんを来場者に無料配布した。祭は長さ3mなど大小様々な松明を燃やし、日本三大奇祭とも言われている。配布の取り組みの原点はグループの中心になっている吉浜の向笠進さんと現地の旅館との縁。9年前から「現地の人に喜んでもらえる事がしたい」と配り始めた。
向笠さんらは今年も900kg分を仲間とトラックで松本に輸送。祭りのスタートとともに配り始めたところ用意した700袋が30分でなくなり、翌日も朝市に立って250袋を配りきった。現地ではミカン配布が定番化。楽しみにしている市民も多いという。