箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年11月18日
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個人宅や店に個性的なアートをちりばめた私設美術館による「アート散歩」の会期が今月末までとなった(一部会場除く)。湯河原や真鶴で開催され今年で3回目。陶芸や絵画、写真や立体作品などジャンルも広く、入場無料の敷居の低さが地域内の交流のきっかけにもなっている。
今年新登場の「スペースSHIZEN〜御召茶〜」=写真左は、福浦港を一望する絶景の会場。オオカミをモチーフにした作品が出迎える。石渡ちふみさん=奥は、都内など様々な場所を転々としながら、環境ごとに違う刺激を糧に創作を続けてきた。「海が近くて穏やかな地。何もなさそうな町こそ面白い」。2年前に真鶴に拠点を移した竹ヶ原真美さん=写真下・右側の「AtelierNORIMAKI」は、真鶴港をとりまく木造住宅のひとつ。2年ほど前に「港や坂がある場所」を探し、出会った理想の物件だった。竹ヶ原さんは北海道で暮らした経験があり、馬をモチーフにした石膏の作品などを展示している。アクセスなど詳細はネットで「湯河原・真鶴アート散歩」で検索を。