箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年11月18日
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強羅駅で8日に鉄道テロ対応訓練が行われ、周辺が緊迫ムードに包まれた。テロ対応訓練は昨年に続き2度目。府川光夫社長は「実戦さながらでお願いしたい。大きな身振り手振りで情報伝達を」と呼びかけた。
今年は湯本を出発直後、車内で倒れたペットボトルから白煙や刺激臭が発生するシチュエーションだった。非常通報ボタンで動きの止まった車内では、乗客に扮した社員が「目が、目が」とうずくまり、車掌が一人ひとり車外へと誘導。駆け付けた町消防職員は防護服に身をつつみ、マスクを白く曇らせながら声を掛け合い、倒れた乗客(ダミー)を運び出した=写真。