箱根・湯河原・真鶴版
公開：2017年2月10日
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平等院がモデル
（株）プリンスホテルが箱根の３施設を今夏までに約７億円かけてリニューアルする事を発表した。
湖畔の「龍宮殿」本館は日帰り温泉施設（蛸川温泉）へのリニューアルが決定。内湯や露天風呂、フィンランドサウナや「湯休処」を整備し、今年夏に営業を始める。建物のルーツは１９３８年（昭和13年）、浜名湖で京都の平等院をモデルに建てられた「浜名湖ホテル」だった。戦後に箱根に移転する事になり、解体して部材を列車で運び、芦ノ湖畔で復元。その後箱根プリンスホテルの和風別館「龍宮殿」に改名し、インド首相などの要人も訪れた。現在本館は営業休止中で、新しい別館で宿泊客を受け入れている。
このほか湯の花プリンスホテルも客室をリニューアルし、３月にオープンさせるほか、湖畔のザ・プリンス箱根芦ノ湖にもグリルレストランを新設し、同時期のオープンを目指すという。
