箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年2月10日
エリアトップへ
東京海上日動が箱根の火山リスクに合わせた商品「噴火デリバティブ」の販売を始め、3ヵ月が経った。 この商品は気象庁が箱根の噴火警戒レベルを「3以上」(入山規制)とした場合、その日数に応じて定めた金額を支払うというもの。オーダーメイドで1日あたりの支払い金額や限度額などを組み立てる。例えば支払日額10万円、支払限度額3千万円、免責日数なしの場合、オプション料は年間で150万円ほどになる。商品開発のきっかけは「噴火リスクに対応するため、何か役立ちたいと考えた」(同社広報)。これまで観光系企業から数十件の相談があったという。