箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2017年2月24日号

小涌園の象徴世代交代 経済

来年1月で58年の歴史に幕、「天悠」へ

周囲の風景の一部となるよう折れ曲がった平面形に設計された
周囲の風景の一部となるよう折れ曲がった平面形に設計された
 箱根ホテル小涌園が来年1月10日に営業終了する事になった。運営する藤田観光(株)が発表したもので、小涌園のシンボルは築58年の建物(224室)から今年4月にオープンする「天悠」(150室)にバトンタッチする。

皇居新宮殿を基本設計吉村順三がデザイン

 町の成人式や賀詞交歓の場として知られたコンベンションパレスも営業を終了する。一方でユネッサンはこれまで通り営業を続けるほか、今後は隣の蓬莱園を活用して高級宿泊施設の開発を検討する。新たに旗艦施設となるのはユネッサン向かいで建設が進む「箱根小涌園天悠」。全室に露天風呂を備え、1人1泊3万円代〜とハイグレード化。首都圏の日帰り観光客層にも宿泊の選択肢を提案し、増加する訪日観光客のニーズに応える。客室数は減るものの「コンシェルジュサービスなどを充実させるため、従業員数は大きく変わらない」(同社)という。

 現在のホテル建設は同社の創業者・小川栄一初代社長が手掛けた事業で、1959年に完成した。デザインは皇居の新宮殿の基本設計を担当した吉村順三(1908年〜1997年)によるもの。箱根の自然を取り込む大型窓ガラスが特長的で、暖房を温泉の蒸気でまかなうなど、技術面でも斬新な建物だった。

約60年前のオープン当時の様子=同社提供
約60年前のオープン当時の様子=同社提供

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