箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年2月24日
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真鶴の中川一政美術館で18日に書家の川尾朋子さんによるパフォーマンスが行われ、紙に収まりきらない「生命」が躍った。
中川一政画伯は生前、油彩などの絵ほか屏風などの書も残しており、町教委が美術館の新しい魅力に脚光を当てようと、川尾さんを招いた。川尾さんはNHK大河ドラマ「八重の桜」のオープニング映像などを手掛け、BSフジの「たけしの等々力ベース」出演でも知られている。
川尾さんは呼吸を整えると武道の形(かた)のような身のこなしで執筆。墨のほとばしる大作が完成した。2文字を選んだ理由は「中川さんは生命の画家。海や森など様々なものに命があり、それらが集合しているのが真鶴だと思いました」。作品は今後町民センターに展示される予定。