箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年3月10日
エリアトップへ
箱根中学校3年生68人が7日、富士屋ホテルでテーブルマナーを学んだ。箱根ロータリークラブの後援で教育委員会が開催したもので、会場は大正7年築のカスケードルーム。芦ノ湖のワカサギなどを使ったコース料理が登場した。ホテル職員の川口洋二さんは「お料理への感謝と周りの人への思いやりがマナーの本質」と語り、身だしなみやパンの食べ方、魚料理へのナイフの入れ方などを解説。生徒は姿勢を正しながら味わい、一品食べるごとにほっとした表情を見せていた。
箱根町立小学校の6年生は山のホテルでスイーツ体験
箱根の町立小学校の6年生56人は、6日に山のホテルでスイーツと紅茶を味わった。「記念品よりも思い出を」と昨年から始まった合同の「卒業記念会」で、背筋を伸ばした児童の前には宝箱をイメージしたケーキなどが登場。稲本光央支配人(48)がみずからブレンドした紅茶がスタッフの手で一人ずつ注がれた。稲本支配人は「テーブルマナーは物の扱いだけでなく、相手を見て、どうしたら楽しい時間が過ごせるかを考えて」とアドバイス。西山海輝君は「レディーファーストの意味が良くわかりました」と緊張した面持ちで話していた。