箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月21日
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箱根の函嶺白百合学園中高で、選挙権を持つようになる3年生41人が模擬投票を行った。18歳以上が選挙に加わることになった昨年から同校で始まった授業で、箱根町の選挙管理委員会職員がネット上での選挙運動の違反行為や、投票の流れなどを説明。壁には土方歳三や東郷平八郎、南方熊楠など幕末の人物画像を掲示、生徒は少し考え込みながら鉛筆を走らせ「幕末のイケメン」に投票した。
昨年の参院選で箱根町の若年層(18・19歳)の投票率は県内市町でワーストの36・36%。今年は9月24日に町議選があり、4年前に比べ200人ほどの若者が新たに選挙権を得る見込み。地元在住の野頼奈都実さんは「投票は意外とあっさりしていた。町議選にも行ってみたい」と話していた。