箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年5月12日
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熱海市泉にいたアジアゾウの「イズミ」(本紙4月21日号で掲載)らしい画像が町内で見つかった。イズミは昭和30年代にあった「ひぐち動物園」で飼われ、その後群馬県の桐生が岡動物園に引き取られた。先月に61歳(推定)死ぬまで半世紀にわたり桐生市民に親しまれた。写真は理想郷バス停近くの精肉店で働いていた柿島一郎さん(79・宮上在住)が撮影したもので「駅から温泉場まで鼻をふりながら歩いたんです」と振り返る。動物園隣の旅館で働いていた鷲尾 彌一郎さん(83・中央在住)も「これはほぼイズミに間違いない」。鷲尾さんは同園で飼われていたエミュー(ダチョウの仲間)の卵を焼いて食べた事もあるという。