箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年5月12日
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芦ノ湖漁協が諏訪湖漁協(長野県)に今月、ワカサギ卵2千万粒以上を寄贈する事になった。諏訪湖は全国100以上の湖などに卵を販売しているが、昨年夏にワカサギが大量死し、例年20億粒とも言われる採卵が打撃を受けている。
芦ノ湖漁協では17年前まで諏訪湖などの卵を購入していた経緯があり、理事会で寄贈を決めた。同漁協は「ワカサギ釣り人口が減ると芦ノ湖も困る。次の世代にワカサギ釣りをつなぐためにも、諏訪湖には元気になってほしい」と話す。芦ノ湖ではすでに県から放流を義務づけられている3億粒超の卵が採れており、今回はその余剰分の一部を諏訪湖に運ぶという。