箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年5月12日
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湯河原町吉浜の(株)ヤマセイの前で、甘い香りの「イッペー」(イペー)が開花した。温暖な地域で育つ木で、沖縄県環境部によると和名はブラジルで呼ばれているイペ(Ipe)が由来とのこと。湯河原で咲くのは珍しい。香りはバニラそっくりで道行く人が時折鼻を近づける。「例年少ししか咲かなかったが、今年は沢山花開いてくれた。いい香りで蟻も寄ってくるよ」。木は同社の山田昭夫さん(73=写真)が妻・千恵子さんの実家の宮崎県に帰省した際、購入して飛行機で持ち帰った。高さ1mほどの苗だったが、4年ほどで4mほどに急成長している。