箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年6月23日
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大平台で、地域の困りごとを地域で解決する有償ボランティア「あじさいの会」の活動が始まった。
高齢や病気、育児などで助けが必要な人のために、自治会などが中心となり2月に設立、17人の協力者が登録した。メニューは電球交換から買い物、ゴミ出しや傾聴などで1時間400円〜実質0円と様々だ。
14日には国道沿いの民家で植栽の手入れを実施。家主の鈴木たか子さん(76)は最近腰を痛め、枝打ちできずにいたところ、知人から同会を教えられたという。今回の料金は作業1人1時間400円。すっきりした植木の前で鈴木さんは「ありがたい」と話していた。
社会福祉協議会や自治会は昨年までに80世帯を調査、このうち困り事のある世帯は41%だった。買い物袋を両手にバスを乗り降りする年配者も多く、安藤健会長は「活動を軌道にのせたい」と話している。