箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年6月23日
エリアトップへ
外国人が利用する宿泊・飲食施設などを対象にした電話翻訳サービスが、17日から本格的に始まった。
外国人観光客受け入れ環境を向上させるために県が導入したもので、外国人観光客との会話をコールセンター(東京都)が間に入ってスムーズにする仕組み。利用通話料は利用者が負担し、24時間英語・中国語・韓国語で対応する。
昨年春に箱根と湯河原で33事業者が試験的に利用したところ、2ヶ月間で17件の利用があり、ほとんどが中国語での問い合わせだった。内容は宿泊料金の説明をはじめ「解熱剤を探している」「1日半でまわれる観光コースを教えて」「会席料理が食べたい」といったものや「館内で迷った」という電話もあったという。