神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

小田原城天守閣 来場者100万人達成 リニューアル以降の通算

社会

公開:2017年7月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
100万人目の来場者となった古谷なお美さん(中央)
100万人目の来場者となった古谷なお美さん(中央)

 リニューアルオープン以降の小田原城天守閣への来場者が、7月5日に100万人に到達した。記念の入場者となった小田原市延清在住の古谷なお美さん(36)には、本丸広場で開かれた記念セレモニーで加藤憲一市長から入場証明書が手渡された。

 小田原城天守閣は、約10カ月におよぶ耐震改修工事を経て2016年5月1日にリニューアルオープンした。

 併せて、1960年の再建後初めて展示スペースを一新し、北条五代を中心にした展示内容がテレビでも取り上げられるなど客足は順調に増加。今年1月初旬にはリニューアル以降の来場者が59万人を超え、年間来場者数の最高記録を53年ぶりに更新していた。

 「びっくりしました」と思わぬ幸運に目を丸くした古谷さんは、長男・翔琉(かける)ちゃん(1)と母・湯山敏子さん(65)と3人で本丸広場の猿を見るため来場。天守閣に登ったのは幼稚園以来30年ぶり、リニューアルしてからは初めてだという。

 古谷さんには記念品として、天守閣1年間無料パスと北條五代祭りパレード参加権、小田原どん食べつくしペアチケット25杯分なども贈られた。古谷さんは「天守閣からの景色がすごくきれい。展示では北条五代の肖像画が印象に残っている。家族で小田原どんを食べます」と笑顔で話した。

 加藤市長は「多くの方に来場いただき1年余りでこの日を迎え、ありがたく思っています。100万人目は一里塚として、小田原の歴史の素晴らしさや奥深さをこれからも伝えていきたい」と述べた。

箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

宇宙に輝く「勝俣隆」

宇宙に輝く「勝俣隆」

箱根出身・功績たたえ小惑星に命名

5月1日

蘇るか彫刻の祭典

真鶴町

蘇るか彫刻の祭典

来年の五輪に合わせ、今秋にも公開制作

5月1日

創始者が一万円札に

創始者が一万円札に

箱根温泉供給(株)のルーツ「耕牧舎」創立

4月19日

漫画でわかる土肥実平

漫画でわかる土肥実平

 武者行列で初配布

4月19日

湯河原の由来も万葉集

湯河原の由来も万葉集

「令和」に驚きと期待

4月5日

「あかり」大槌町に出張

湯河原明店街マスコット

「あかり」大槌町に出張

復興中の末広町商店会と交流

4月5日

あっとほーむデスク

  • 5月1日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 1月25日0:00更新

箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク