箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年11月17日
エリアトップへ
湯河原の福浦明青会(大戸孝会長)のメンバーが今月6日、福浦港でカニ漁に熱中した。目的は地域の子供たちに振る舞うラーメンづくり。今年で31回目となる「ラーメンパーティー」が開かれる予定で、スープの出汁をとるために欠かせない。仕掛け付の網を海中に入れてじっと獲物を待つのは、かつて子どもの遊びの定番だった。しかし真鶴道路の工事のため磯はテトラポットで埋め尽くされ、今では子どもだけでは入れない。
茶色のカニはショウジンガニと呼ばれており、捕まえた20匹はほぼ手のひらサイズ。大戸さんは「これで100杯分ほど出汁がとれる」と笑顔を見せていた。