箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年12月1日
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谷山ジム小田原道場に通う鈴木太尊君(湯河原中3年)が11月19日に仙台市で行われたキックボクシングの「ピーターアーツスピリット全日本大会」で、U―15の55kg級チャンピオンに輝いた。この大会は1年間を通して全国で予選が行われ、勝ち抜いた5人が仙台で雌雄を決した。
過去の成績からシード権を得た鈴木君はトーナメント準決勝から参戦。1歳下の対戦相手でも本気で臨み、終始ローキックで攻め続け、判定勝ちを収める。
決勝は同年齢で、相手の初戦を観戦し拳打の強さを知った。いざ対峙したときには間合いを取りながらローキックで攻め続けた。互いに2R(ラウンド)以降、疲労が出始めクリンチが多くなったが、3Rが終わってみれば、優勢だった鈴木君に軍配が上がった。優勝に喜びの感情もあるが、鈴木君は来夏のK―1甲子園を見ており、「とにかく出たい」という情熱を胸に冬を越える。
同大会は12月17日(日)午後6時からCS放送・Jスポーツ3でオンエア予定。