箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年12月1日
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東京国税局主催の酒類鑑評会が11月8日に開かれ、「清酒純米吟醸」の部で井上酒造株式会社(大井町)の「箱根山」が通算2度目の優等賞を受賞した。
17日に井上寛社長が賞状を携え大井町役場を訪れ、間宮恒行町長に受賞を報告、大井町地酒で乾杯推進協議会の鈴木幸康会長も同席した。
「箱根山」は井上酒造の代表銘柄。50年前に欧州向けに輸出するため商標登録し、主にドイツへ輸出していた。「箱根山」のネーミングは、箱根を望む地でできた酒の意から。
審査対象の「箱根山」は昨年仕込んだもの。井上社長は「昨年28歳の杜氏を雇い入れ、酒作りの環境が大きく変わり、酒の出来にも影響したのかもしれない」「来年は輸出も再開したい」と嬉しそうに語った。