箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年12月15日
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岩手県盛岡市で11月12日に開催された全日本わんこそば選手権で、蓮正寺在住で会社員の井本英明さん(46)が293杯を平らげ5連覇を果たした。
「胃を動かしておこう」と朝食におにぎり1つを食べて以降は、水分も喉を濡らす程度。万全の体調で挑み、スタートから2秒に1杯のペースで食べ進めた。残り5分の時点で、トップとの差は30杯に。大会前には独自に編み出した喉の力を鍛えるトレーニングに励んできたものの、疲労で飲み込む力の衰えを感じていた。だが、「ここで頑張るか、休んで悔いが残るか」と自問自答を繰り返し、苦しくても最後まで動きを止めなかった井本さん。293杯で岩手県の20代女性と同数ながら、年長者上位の規定で優勝となった。5連覇は史上初。「ホッとした」と安堵も語った。