箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年12月15日
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三ツ石を望む潮騒遊歩道を塞いでいた岩が撤去される見通しとなった。直径は1m以上あり、10月の台風の影響で隣の斜面から転がり出たとみられる。崩落当時は遊歩道が閉鎖中でけが人はいなかった。
現地は美しい日の出が望めるスポットとしても知られ、元旦は付近の道路が車で埋め尽くされる。周囲には岩がむき出しの崖やジオサイト(箱根ジオパークの見どころ)の採石場跡もあり、観光と安全を両立する難しさも露わになった。
遊歩道は番場浦海岸から三ツ石海岸、ケープ真鶴を結ぶ約700mで、設年数は不明。大雨や台風などの際は町職員が通行止めにして定期的にパトロールも行ってきた。遊歩道の補修を担う県の職員によると「十年以上前に波で歩道が破損した事はあったが、ここまで大きな落石はなかった」。現在は早期撤去に向け、工事を準備しているという。この崩落以外にも波で破壊された区間があり、完全復旧のめどは立っていない。
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