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最新号:2012年2月 4日号
2010年7月31日号
製茶技術の向上を目指し、秦野市と山北町のお茶農家の若手後継者が中心になって今年4月に結成した「神奈川県手揉み茶研究会」(高梨孝会長)のお茶がこのほど、初めて出品した全国品評会で上位8番目にあたる1等8席に輝いた。メンバーらは「予想以上の結果。1等入賞は夢のまた夢だったので、実感が持てない」と驚きを隠しきれないでいる。
静岡県で7月15日に行われた「第18回全国手もみ茶品評会」には、静岡や埼玉、京都など全国から158点が出品され、形状や色、味、香りなどで競った。上位常連の埼玉県勢などが今年も1等に入る中、同研究会は200点満点中195点の評価を得て8番目の1等8席に入賞した。
同研究会のメンバーは、高梨会長(菩提)をはじめ、高梨会長の長男晃さん(同)、柏木元樹さん(横野)、増田博也さん(八沢)、籔田美紀夫さん(山北町)、細谷晋之さん(同)の6人。それぞれがお茶の専門学校など県外で研修を重ね、地元に戻ってきた。
5月4日に高梨会長の茶畑で実施した、全国品評会の審査に出品するための新茶の手摘みと、製品を作るための手もみは丸一日がかりで行われた。メンバーらは「3月下旬の霜で急遽出品用の畑を替え、準備が大変だった。良いところだけを手で摘み、量を確保するのに苦労した」と振り返る。また、工場が機械化されている現在、「直接お茶に触り、五感を使って手もみができることは今年のお茶の特徴が分かって良い。機械もみ製法の参考にもなる」と、手もみの利点を話す。
同研究会では今後、全国品評会に毎年出品を続ける予定で、「入賞をし続けながら、さらに上を目指したい」と意気込む。また、同研究会は11月に静岡県で行われる「手もみ茶技術競技大会」にも出場する予定だという。