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秦野

最新号:2012年2月 9日号

蓑毛からつむぐ秦野の夢 vol. 3(通巻28)

「蓑毛」活性化への挑戦!(1)

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2010年8月28日号

紅葉に彩られた緑水庵
紅葉に彩られた緑水庵
蓑毛に国分寺が?

 元慶3年(879年・平安時代)に海老名国分寺が大地震で大破し、その後の261年間、蓑毛の大日堂が国分寺となったと伝えられています。

 平安時代の仏像が安置されているこの大日堂とともに発展した蓑毛は、江戸時代に盛んになった「富士詣」「大山詣」の街道にあります。大山講を中心とした「御師(おし)の里」として「神奈川のまちなみ100選」に選定されています。さらに蓑毛は平安時代以来の歴史・文化が連綿と伝わり、「丹沢大山国定公園」に接した、深い緑と美味しい空気や水に恵まれた自然豊かな所です。

活性化への取り組み

 蓑毛地区は、秦野駅から比較的近く、利便性の良い所です。しかし、人口は平成7年の873人をピークに減少に転じ、平成21年には726人となり、急激な人口減と少子高齢化の波が押し寄せています。

 このままでは早晩、過疎の地区になってしまうとの危機感から、平成20年に蓑毛「諸問題検討委員会」を設置し、蓑毛の活性化など地域のさまざまな課題を検討してきました。

 そんな中、平成21年に秦野の鹿鳴館(旧梅原家洋館)の再建の候補地の一つとして蓑毛が取り上げられました。洋館の再建を地区の活性化に繋げることはできないかと、9月に「鹿鳴館(旧梅原家洋館)」を誘致することを決定しました。

 同時に「蓑毛地区活性化対策委員会・鹿鳴館(旧梅原家洋館)誘致委員会」(会長 松下雅雄)を発足させ、11月1日に鹿鳴館再建の会や東海大学観光学部、蓑毛文化の会など大勢の方々の参加のもとに盛大に発足式を開催し、地区内外に向け蓑毛をアピールしました。

 また、同年10月には、蓑毛に古くから伝わる伝統的な料理を伝え広めることなどを目的に「蓑毛食文化の会」が地元に住む女性を中心に発足。市民の日や地区の各種行事に積極的に参加し、活性化に向けて女性パワーを発揮しています。

「緑水庵」を拠点に

 一方、地区住民で組織する「緑水庵管理運営委員会」を立ち上げ、同施設の管理・運営を本年4月より始めました。緑水庵を蓑毛の活性化の中心的な拠点と位置付け、各種の事業を展開しています。

 また、「緑水庵」を中心に、農業体験や昔から受け継がれてきた伝統行事を、地域の「ふるさと名人」が楽しく伝える「蓑毛ふるさと体験村」事業(会長湯山良男)を平成15年から継続実施しています。

 今年は、6月(苗植えつけ)、8月(お月見団子作り)、10月(収穫祭)、12月(お飾り作り、餅つき)、3月(体験村のつどい)を秦野市広報などで周知し実施しますので是非ご参加下さい。(蓑毛自治会連合会会長 猪股義晴)

*この欄は、蓑毛地区活性化対策委員会・東海大学観光学部・「秦野の鹿鳴館」再建の会が、タウンニュース社のご理解・ご支援を得て一年間、連載します。「秦野の鹿鳴館」の再建を契機に蓑毛地区の活性化を図り、さらに「秦野の元気づくりの夢」をみなさんとご一緒につむぎたいと思います。ご意見・感想をお寄せください。「秦野の鹿鳴館」再建の会【電話】77-2745 【ファックス】79-0131

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