平成22年度の「青少年のよい行いをほめたたえる運動表彰式」が1月20日、秦野市役所市長応接室で行われ、お年寄りを救助した小・中学生5人と、継続的に清掃活動を行ってきたたんぽぽクラブが特別表彰を受けた。
この表彰は市青少年問題協議会(会長/古谷義幸市長)が昭和40年から実施しているもの。各学校や青少年関係団体などからよい行いについての青少年の推薦を受け、同協議会が認めたものを表彰している。
今年度の同表彰27件のうち、特に顕著な行いとして2件が特別表彰された。
ケガをしていたお年寄りを救助したとして特別表彰を受けたのは、本町小学校の関野乃愛さん(2年)、川口将樹さん(5年)、吉野拓海さん(5年)、吉野優菜さん(6年)と本町中学校1年の加藤春菜さん。
5人は昨年10月、ひばりヶ丘児童館付近の道路でお年寄りが転倒し血を流して倒れているのを発見。止血を施しながら通りがかりの大人に救急車の依頼をしたり、さらに救急車の到着時には他の自動車が進入しないよう誘導したりなど協力して行った。
たんぽぽクラブは、平成12年に当時の堀川小学校4年生を中心に活動を開始した。これまで10年間にわたり自主的にゴミ拾いの奉仕活動を続けてきたことで表彰された。
現在は代表の水谷祐衣さん(21歳)、三川万純さん(20歳)、杉山友香さん(大根中3年)の3人で毎月第3土曜日に、渋沢駅北口信号から堀川小学校前までの歩道のゴミを拾っている。
古谷市長は、「これからも人の役に立つように勉強して、夢を持ってください」と言葉を送り、一人ひとりに表彰状と記念品を手渡した。
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