地元の歴史遺産を知って 千村に矢倉沢往還道の案内板を設置
約1300年前からあると言われ、東京の赤坂から沼津まで抜ける古道の矢倉沢往還道。秦野では善波峠から本町四ツ角を通過し今川町、緑町、平沢、千村へ抜けるこの道を後世に伝えようと活動する「矢倉沢往還道を甦らせる会」が4月3日、千村の旧道沿いに矢倉沢往還道と同地区を説明した案内板を設置した。
この場所には江戸後期の道標や明治初期に建てられた富士山の山岳信仰を表す記念碑などが並ぶ。千村地区は住民の約7割が転入者で、街道の存在を知らない人も多いという。同会会長の小宮定雄さんは「観光客だけではなく、地元の人にも市が誇る歴史遺産を知ってほしい。ぜひ一度訪れてみて」と呼びかけた。
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