秦野市ラグビーフットボール協会の理事長に就任した 尾形 利治さん 秦野市在住 40歳
成長見守る”ラガーパパ”
○…終始穏やかな笑みの中、ラグビーの話になるときらりと光る眼が印象的。「自分で言うのもなんだけど、面倒見は良い方」。就任を依頼された時は戸惑ったが「頼られるのは苦ではない」と引き受けた。
○…8年前に息子2人を市内ラグビースクールへ入校させたことをきっかけに同協会へ入った。子育ては子どもの自主性を尊重する方針だが、「やはり子どもたちにラグビーに関わって欲しかった」のだと笑う。後に娘も入校させ「妻からラグビーのことになると人が変わると言われていて」と困ったように話すが、やはりラグビーには一直線だ。
○…普段は都内の会社でエンジニアとして働く。生まれはラグビーが盛んな宮城県石巻市。”スクールウォーズ世代”でもあり、高等専門学校時代にラグビー部へ。決して強いチームではなかったというが、「今の自分が形作られた」と白い歯を見せる。自身にとってラグビーとは「人生と切り離せないもの。近すぎて上手く説明出来ない」と苦笑する。「これからもラグビーに関わり続けるため」と15年前にレフリーの資格を取得。現在A2レベルを取得しており、昨年には全国高校ラグビー大会でホイッスルを吹いた。
○…ラグビーや仕事の息抜きはガーデニング。「手間をかける程きれいに咲く成長が嬉しい」。その思いは子育てでも同様だ。子どもたちとはなるべく会話をするようにしている。良好な関係を築く秘訣は「ラグビーという共通の趣味があるからかも」と照れた表情。
○…”危険、汚い、きつい”のいわゆる”3K”。ラグビーの魅力を「3Kを乗り越えてこそ身に付けられる強さ」と語る。新学習指導要領の開始に伴い、小中学校で、安全性を重視しルールを簡略化した「タグラグビー」が導入された。これをきっかけとしてラグビーが普及することに期待を寄せる。「ラグビー好きな人が1人でも増えれば」と語る瞳にラグビー魂の炎が灯る。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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