2人減の議定議案を提出 28日の本会議で採決
今年8月の改選から秦野市議会議員の定数を現在の26人から2人減員し、24人とするための条例の改正に関する議定議案が、市議会会派民政会(諸星光代表)所属の市議全員の名前で提出された。6月議会最終日の6月28日に審議される見込みだ。
秦野市議会では昨年6月に、2人の市民から議員定数の削減を求める陳情が提出され受理されていた。この陳情では、議員定数を現在の26人から改選ごとに2人ずつ減員し、おおむね人口20万人で定数20人を目指すべきと主張。さらに、次期改選までに定数を2人減員することを求めている。この陳情は、今年の3月議会で、賛成多数(16人)で可決された。
民生会全員名で16日に提出
秦野市議選は今年8月28日に行われる。改選前最後の定例市議会となる6月議会で、定数を減らす議定議案が提出されるかどうかが焦点となっていた。
そうした状況の中、市議会会派の民政会(7人)は、会派代表を務める諸星光議員が提出者となり、他の全員が賛成者として「秦野市議会議員の定数を定める条例の一部を改正することについて」という議定議案を6月16日に秦野市議会事務局に提出した。
この議定議案では、3月議会で採択された陳情を受け、定数を26人から2人減らして24人とすることが盛り込まれており、次の選挙から施行すると記されている。
陳情を採択したことを重要視
議定議案を提出した民政会の諸星議員は「秦野市議会として陳情を採択した重みを重要視した。定数を減らせないまま8月の選挙を迎えるということは、市民の理解を得ることは難しいのではないか。市民の感覚と議会が離れてはいけないし、こうした時期だからこそ、自ら厳しく襟を正すべき」と話す。
採択の行方に集まる注目
自らの選挙への影響や、市民の声が届きにくくなるなどの懸念から、議会内には定数の削減に慎重な意見も多い。6月議会で「秦野市議会基本条例」が可決されたことを受け、「この条例の中で今後論議していくべき」と、6月議会での定数削減には消極的な意見も聞かれるという。
今月28日の6月議会最終日、本会議に提出される見込みのこの議定議案が可決されるかどうかに注目が集まる。
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