秦野市役所の職員有志による「東日本復興ボランティア隊」の第2陣が、7月22日から23日にかけて宮城県石巻市でボランティア活動を行った。
これは被災地の復興支援のために何かしたいと考えている職員がいるのではないかと、市職員と近畿日本ツーリストが共同で企画したもの。第1陣は6月末に実施、参加希望者が多かったため、すぐに第2陣が計画された。参加者は実費で参加。今回は初めて女性職員4人も名乗りをあげ、計40人が現地を訪れた。
石巻市で職員は、住宅街側溝の泥のかき出し、住宅内家財の移動、屋内・庭内のヘドロのかき出し、清掃作業全般、ビニールハウスの撤去、被災者とのコミュニケーション活動などを実施。地元住民からは「助かった」「雨水が流れるようになってよかった」と多くの感謝のことばが寄せられた。中には、帰りのバスに乗り込んで「あってはならないことだと思いますが、もし秦野で何かあったときには自分たちが行きますよ」とお礼をいってくれた地区代表者もいたという。
参加した市職員は「実際に行って本当によかった」「ひとつの目的に向かって、地元住民の方とも、職員同士でも絆を深めることができてよかった」などと話していた。
なお、日程は決まっていないが、8月にも実施の声が上がっている。
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