地場産使い「農村レストラン」 たばこ祭で地産地消PR
9月24日(土)、25日(日)に行われる「秦野たばこ祭」で、市内の農家が地場の素材を使用して料理を提供する「秦野の農村レストラン」を企画している。
秦野産の農産物や地産地消のPRが目的で、当日は約25人の農家が自ら厨房に立ち、長年培ってきた食文化や農産加工技術を活かした料理を提供する。場所は水無川左岸の本町小学校と秦野橋の間にある広場で、24日は12時半から17時、25日は10時半から16時まで。数量限定のため、両日とも売り切れ次第終了。
農村レストランは市内初の取り組みで、農家で組織する実行委員会を、市農産課がサポートする形で実現した。店名は、秦野の方言で「私たちの地域の美味し いものを食べていって下さい」を意味する「〜うちほぉのうめぇもん、食ってってけぇろ〜秦野の農村レストラン」に決まった。
当日提供さ れるメニューは、出来る限り秦野産の食材を使用。味噌を添えた手作りこんにゃくおでんや冷やしきゅうり、落花生風味のドーナツ、地場野菜のジュースなど約 8品目を予定し、高いメニューでも300円前後に抑えるという。参加農家が製造する農産加工品も、同時に販売する。
市農産課は「派手さ は無いかもしれないが、農家の食卓で代々伝えられてきた昔ながらの素朴な味。技術は本物なので味は自信がある」と説明する。一方で「みんな飲食店の経験が なく、接客や作業の効率などに不安を抱えている。温かく見守ってほしい」と話す。同レストラン実行委員会の会長で、堀山下で農業を営む大木敏子さんは「お 客さんが来てくれるか心配だけど、試作を繰り返して美味しいものが出来るようにみんなで取り組んでいる。もしよろしければ、食べに来て」と呼びかけた。
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