ショーワ精工に感謝状 社員の迅速な救命処置に
市消防本部(小松昭一消防長)は12月8日、救急救命処置等人命救助協力者として株式会社ショーワ精工(平沢182の2)の社員5人に感謝状を贈呈した。
表彰を受けたのは同社に勤める植木正視さん、北村哲也さん、鈴木浩喜さん、関口義彦さん、田中優次さん。今年8月21日、社内で突然心肺停止になった社員に対し、近くに居合わせた5人が心肺蘇生法やAEDを使用した迅速な応急手当を施した。この対応により心肺停止に陥ってしまった社員は、自己心拍、自発呼吸が再開した状態で救急隊に引き継がれることができ、入院治療を経て、現在は社会復帰を果たしている。
5人は、救急救命処置によって生命を救った功労などが認められ、他の模範となる際立った功績として今回表彰された。市内での同様の表彰は、平成17年以来となる。
また、救急救命に対する社員教育の充実と人命救助協力団体として、同社にも感謝状が贈呈された。
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