戸川で続く伝統行事 浅間大神 夏の獅子舞
戸川地区で7月21日、地域各家庭の無病息災と家内安全を祈る浅間大神の獅子舞行事が行われた。
獅子舞は元旦行事として知られるが、同地区では伝染病が流行る夏の時期に行われる浅間大神の祭りにあわせて行われている。かつては青年団、子供会によって受け継がれてきたが同地区も少子高齢化が進み、現在は地域の高齢者を中心とする戸川中獅子舞保存会(渋谷貞男会長)によって実施されている。
地域の子どもたちによる太鼓と獅子舞の歌にあわせ、ひょっとこ、おかめが清めの塩を蒔き、会員が扮する獅子舞が踊りながら地区の家を一軒ずつまわり、無病息災を祈った。渋谷会長は「古くは明治期からあるといわれる戸川の獅子舞。少しでも長く行事を伝え残していきたい」と夏の暑さに負けない笑顔で話した。
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