2013年度秦野市ＰＴＡ連絡協議会（市Ｐ連）の会長に就任した 鮎沢（あいざわ）一亨（かずゆき）さん 名古木在住 44歳
「明るく楽しく育って」
○…スローガンに「秦野っ子の笑顔（安心、安全）と、より良い学校環境のために」を掲げた。昨年度に引き続き学校防災への取り組みやいじめ撲滅活動のほか、市内22の小・中学校やその保護者などから広く意見や要望を受け入れる「開かれた市Ｐ連」を目指す。また「市内外の情報の収集と、各校ＰＴＡへの配信にも力を入れることで、横どうしのつながりを深めていきたいです。『各ＰＴＡのための市Ｐ連』として活動します」と穏やかに話す。昨年は東中学校ＰＴＡ会長、一昨年は同副会長、その前には地区会長も務めてきた。「就任後から職場でも、会長と呼ばれています」と苦笑いを浮かべる。
○…出身は長野県。小さい頃からものづくりが好きで、東京工芸大学に進学した。卒業後は日立系の会社で技術職に就き、初めての勤務地が渋沢。故郷と同じように緑豊かな街にはすぐに馴染むことができ、会社の寮にいると１年を通してあちらこちらから祭りの太鼓の音が聞こえてきたのが印象的だったという。以来約20年間秦野で暮らしている。社内で出会った奥さんと結婚し、今では中学３年生と１年生の女の子と、小学５年生の男の子の父親に。４月初めには新居を構え、家族５人の新たな生活をスタートさせた。
○…自転車が趣味で、「秦野はアップダウンが多いですが、それがまた面白くて」と楽しそうに話す。社会人になってから乗り始め、以前は休日のたびヘルメットを被りハンドルを握った。「ここ２、３年はあまり時間が取れませんでしたが、落ち着いたらまた出かけたいですね」と微笑む。体を動かすのが好きで、中学・高校ではサッカー部に所属。同じくサッカーをしている息子に教えることもあるという。「秦野の子どもたちには明るく楽しく育っていって欲しいです。そういう環境づくりをしていければ」。市Ｐ連会長として、また一人の親として、温かな笑顔で語った。
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