原田渡さん(立野台在住) 居合道で全国優勝
第48回全日本居合道大会が10月12日に大分県で開かれ、神奈川県代表として出場した原田渡(わたり)さん(38・秦野市立野台在住)が個人戦6段の部で優勝に輝いた。
原田さんは、2007年に5段の部で優勝している。6段に昇段してからは、4年連続4回目の出場となった。過去3回が全て準優勝で、今回は実力者がついにつかんだ優勝となった。
相手がいるものと想定し日本刀を振り、5つの演武を披露する居合道。国内最大の舞台で緻密な演武を見せ、順当に勝ち進んだ原田さんは、「緊張がうまく自分のものとなり、稽古の成果を発揮できたと思います。審判の先生方に評価していただいき、ありがたく思います」と振り返る。
18歳から居合道を始めた原田さん。普段は湘志会武道塾(古市典雄師匠・海老名市)で修業に励んでいる。
東海大学湘南キャンパスの職員で、同大学居合道部のコーチも務めている。
「居合道を生涯学んでいきたい」と話す。稽古のできる環境を与えてくれている職場や家族に感謝していると言い、「これからも精進したい」と日々修行と後進の指導に励んでいる。
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