記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 10月31日0:00更新
先週末、川崎市と鎌倉市で行われた市長選挙戦。投票率には唖然とした。川崎市の投票率は32・82%、鎌倉市は37・40%と目を疑うほどの数字。民意を反映させるための投票に、結論が覆るほどの数の人々が行っていないという現状は由々しき事態である。
2006年の秦野市長選挙の投票率はと言えば40・99%。市民の半数以上が投票していないという事実に秦野市も変わりはない。
「なぜこうなったのだろうか」と考え、自分の経験を思い起こせばその原因の一端は教育が担っていると思う。選挙の仕組みは勉強すれど、それが重要だということを耳にタコができるほど言われた覚えはない。これが全てではないが、人々の意識の中に「選挙に行く」ということを教育が植え付けるべきだ。(記者I)