手作り織物ズラリ くず葉学園の作品展示
11月24日から28日まで、ギャラリー照で「くず葉学園展示会」が開かれた。この展示会は毎年開かれており、今年で5回目。
主催は障害者支援施設「くず葉学園」を運営している社会福祉法人かしの木会。同会は成人を迎えた知的障害者の働く場、生活の場を提供しており、利用者たちは豆腐や椎茸などの生産、織物や工芸、医療用品の製造などを行っている。今回展示された織物などの作品も、同学園の利用者が制作したもの。母親たちが月に2回、ミシンを手に学園へ行き、職員とデザインを相談。展示会に使われる台も保護者が作ったという。展示会はもともと活動の発表の場として始められた。しかし、訪れた人から「ぜひ購入したい」という声があり、販売を開始。今年もカバンやストール、小物、干支の飾りなどを展示した。作品に合わせて織り込まれた多用なグラデーションも好評。自分でバッグを作るため布を買う人もいた。
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