大学への急階段 整備へ エスカレーター設置も計画
小田急線東海大学前駅から東海大学湘南キャンパスの間にある、市道433号線の階段整備とエスカレーター設置の計画を、秦野市が進めている。現在、概算の事業費用等を検討するための設計作成や、歩行者通行量調査などを行っており、2016年度の完成を目途に計画を進めたい考えだ。
市道433号線の階段は、大学生や地域住民が通学や県道への近道として利用している。
周辺の「近道商店街」の吉川沓那会長は、「階段は50年前には既にあったのでは」といい、実際に階段は老朽化が目立つ。
歩行者の安全面からは、特に急な勾配が危険だとして、これまで市議会でも何度か質問が上がっていた。
2014年市議会第1回定例会の代表質問で、階段の整備とエスカレーター設置計画の進捗状況について再度質問があり、古谷義幸市長は「2016年度の完成を目途に設置していきたいと考えている」と答弁。加えて、提携30周年を迎えた東海大学と市で階段整備とエスカレーター設置について、「昨年12月の提携事業運営協議会で双方で協力し、推進することを確認した」と述べた。
市は5月下旬に、エスカレーター設置と階段整備についての概算費用や構造物の設計等を検討するための設計業務を業者に発注。2015年1月下旬には設計書類が完成する予定だ。
市の現段階の想定では、エスカレーターは昇り方向の1基のみ。階段部分は、現行のバリアフリー等の基準に合わせ勾配を緩やかにし、途中に踊り場を設け安全性を高める計画。
6月26日には、階段周辺と、その先の市道434号線で市職員が歩行者の通行量調査を実施した。
同商店街の吉川会長は、「エスカレーターが設置され学生や地域の方の人通りが増えることは、商店街として歓迎です」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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