登校班でラジオ体操 沼代周辺の小学生が交流
朝6時30分頃、ラジオ放送から流れてくるお馴染みの「ラジオ体操」。この時間に合わせ秦野市沼代周辺に住む小学生11人が、夏休み初日の7月19日から8月8日までラジオ体操を行った。
参加したのは、曳地航平君(西小6年)と平野伶佳さん(同)が班長を務める2つの登校班。自宅前が2班の集合場所になっている秦野警察署少年補導員の海老原克子さんが「夏休み中も規則正しい生活を送ってほしい」と、2人の班長にラジオ体操を提案。「面白そう」とすぐに2人が登校班メンバーに呼びかけ、全員の参加が決まった。
体操場所は近所の月極駐車場。海老原さんが貸主に了承を得て、持参したラジオから毎朝音を流した。
早朝のラジオ体操は最近見かけなくなり、子どもたちも「知らなかった」と口を揃える。しかし、回数を重ねるごとに動きもスムーズになり、時には保護者も参加し、朝の限られた時間を楽しんだ。
また、参加者の交流も盛んになり、「楽しかった。来年もやりたい」と皆笑顔を見せた。海老原さんは、「みんな清々しい顔をしていた。夏の恒例行事になれば」と話した。
|
|
|
|
|
|