安倍晋三首相の「11月21日解散」表明に伴い、衆院選が12月2日公示、14日投開票の日程で実施される見通しとなり、事実上の選挙戦に入った。秦野市など3市8町を選挙区とする神奈川県第17区では11月19日現在、3人が立候補の意思を表明している。
これまでに立候補の意思を表明しているのは、前職で自民党の牧島かれん氏(38)、元職で民主党の神山洋介氏(39)、新人で共産党の吉田福治氏(59)。
前回(2012年)初当選した牧島氏は、「県西地域の代表として2年間、地域の声を国へ届けてきた。歩みを止めることなく、誠実に政治を前へ進めていく」と再選をめざす。財務金融委員会、議院運営委員会などに所属した国会での2年間の成果が問われる。
09年の選挙で初めて自民党の牙城を崩した神山氏は「社会保障や子育て環境、労働環境、人口減少と、将来に対する不安を払しょくして、安心できる将来像を描ける社会にしていきたい」と、地元での充電期間を糧に返り咲きをめざす。
19歳で入党し、現在は党小田原市委員会で雇用・くらし対策部長を務める吉田氏は「政治を変えるチャンスがやってきた。消費税増税は先送りでなく中止、日本を海外で戦争する国にしないため、市民・町民の皆さんと一緒に頑張りたい」と、意欲を語った。
11月27日(木)には、公益社団法人秦野青年会議所が主催する「公開討論会」に3氏が登壇予定。秦野市保健福祉センター3階多目的ホールで、午後7時から9時まで(開場6時半)。当日先着300人、入場無料。
※11月19日起稿
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|